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私が感じる旅を通した“ 世界観 ”

旅行で20代の頃は、ジャンクなものをがぶがぶ食べていました。そういった食べ物には中毒性があって、どこにいてもほしくなる。でも、せっかくの旅行先で、その土地でしか食べられないものがたくさんあるのに、「コーラ飲みたい」と思うのは勿体ない。たとえば1日3食で、人生であと何回食べられるかと考えると、1食1食、心からおいしいと思えるものを食べた方がいいですよね。ジャンクフードよりは少々値が張るにしても、健康のためにも精神的満足感のためにも、食べものも気を使うようになりました。

『ヒップな生活革命』のアメリカ人の新しい生活態度は、日本の文化と根を同じくするようなところが多々あります。祖父母以前の世代では、物を持ち運ぶのに、使い捨てのバッグではなく、繰り返し使える風呂敷を利用していましたよね。四季にあわせた旬のものを楽しむ文化も日本には息づいています。
そうした遺産を大事にする一方、海外の文化も積極的に取り入れていくのが日本のいいところでもある。東京では特に、世界中のおいしいものを食べられますし、クオリティーは平均的に高い。世界中の文化に触れるチャンスはいくらでもある。
一方で、これだけ安全で、これだけ豊かに見えるのに、日本の若い人達から強い無力感を感じることがあって、それは残念に思います。
日本の社会が若者に日本のいいところを見せてあげられていない。それが、無力感の一つの原因なのではと感じます。日本は平和で物質的にも恵まれた国ですが、なんとなくいろんなことが停滞しているような印象を受ける。テレビや新聞で日々、明るくないニュースが伝えられるうちに、心が重く沈んでくることもあるかもしれません。例えば中南米には日本より、失業率が断然高かったり、治安が悪いのに未来に対してすごく楽観的で明るいエネルギーに満ち溢れている場所がたくさんあります。
リーマンショックという危機を受けて、あまりお金を稼げていないアーティストやミュージシャン達が以前から地道に作っていた商品が脚光を浴びたり、会社に勤めていたけれどもリストラなどにあって、「自分達でできることがあるかもしれない」と、生活を変えていく様になりました。それは彼ら以外にも当てはまることで、日本でも、誰もが、その人なりに生き方をヒップに変えていくことは可能だと思うんです。

きっと日本にも、既にいろんな工夫をして、ヒップな生活をしている人はたくさんいます。
日本、海外、旅をして感じることは、ただ楽しむだけでなく、色々な環境や生き方について触れられることが醍醐味じゃないでしょうか?

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